読んだ本とか観た映画とか
聴いた音楽とか・・・
https://youtu.be/ZaKwIfqbKhM
Song Title:「Hard Luck Woman」
Artist:KISS
HardLuck
Songwriters STANLEY, PAUL
Lyrics © Universal Music Publishing Group, Warner/Chappell Music, Inc.
Released in 1976
US Billboard Hot100#15
From The Album"Rock And Roll Over"
(地獄のロック・ファイアー)
If never I met you
I'd never have seen you cry
If not for our first "Hello"
We'd never have to say goodbye
もしきみと出会わなかったら
きみを泣かすこともなかっただろう
もし"ハロー"って最初に出会わなければ
僕たち"さよなら"って
言わなくてもよかったんだ
If never I held you
My feelin's would never show
It's time I start walkin'
But there's so much you'll never know
でももしきみを抱きしめなかったら
僕が感情を表すことはなかったよ
一人で歩き始めるときがきたんだ
きみが知るはずもないことが沢山あるけれど
I keep telling you hard luck woman
You ain't a hard luck woman
僕はきみに"ついてない女"って言い続ける
きみは"ついてない女"なんかじゃないのにね
Rags,
the sailor's only daughter
A child of the water
Too proud to be a queen
気にしなくていいんだ
船乗りの一人娘は
海で生まれ育つんだ
海とは切っても切れないから
女王様にはなろうとしないんだ
Rags,
I really love ya
I can't forget about ya
You'll be a hard luck woman
Baby, till you find your man
ばかばかしい話さ
きみを本当に愛してて
忘れることができないなんて
きみは"ついてない女"さ
ベイビー
最愛の男性を見つけるまではね
Before I go let me kiss you
And wipe the tears from your eyes
I don't wanna hurt you, girl
You know I could never lie
キスしようとする前に
きみの瞳にこぼれる涙を拭いてあげたね
きみを傷つけたくないんだ
だって僕はきみに嘘はつけないからさ
I keep telling you hard luck woman
だからきみに言い続けるよ
きみは"ついてない女"だって
You ain't a hard luck woman
You'll be a hard luck woman
Baby, till you find your man
きみは"ついてない女"なんかじゃないのに
でも"ついてない女"でもあるんだ
本当の恋を見つける それまでは
Rags,
the sailor's only daughter
A child of the water
Too proud to be a queen
くだらない話だよ
所詮 船乗りの娘は
生まれてからずっとそばに海があって
海から離れることなんかできない
だから
我がままに振る舞うことなんかできないんだ
Rags,
I really love ya
I can't forget about ya
You'll be a hard luck woman
Baby, till you find your man
ばかばかしいよね
でもきみのこと愛してて
忘れることができないなんてさ
きみは"ついてない女"なんだ
だって
本当の恋に巡りあえてないんだから
You'll be a hard luck woman
Baby, till you find your man
きみはこれからも
"ついてない女"なんだ
本当の相手に巡り合うまでは
Oh yeah, bye bye,
so long, don't cry
ああ
"さよなら"を言うときがきたね
さよなら 泣かないで
I'm just packin' my bags,
whoa, leavin' you
Bye bye, bye bye, bye bye,
baby, don't cry
バッグを手にして
きみを置いて出ていくよ
バイバイ さよなら
ベイビー 泣かないで
I gotta keep on movin',
yeah movin'
Bye, bye my baby,
ooh, don't cry, lady, oh
振り返らずに進むんだ
ああ 前に進むんだ
さよなら 僕の愛したひと
ああ 泣かないでよ ねえ…
(Words and Idioms)
rags=布くず,ぼろきれ,断片,つまらないもの
日本語訳 by 音時
"ハード・ラック・ウーマンは変則的な存在だったよ。KISS用にとは全然考えてなかった曲だったから。俺は曲作りをエクセサイズとは考えていないし、自己検閲は得意な方なので、KISSのアルバムにその曲に相応しい場所はない、と思ってたんだ。(中略)俺はロッド・スチュワートの「マギー・メイ」や「ユー・ウェア・イット・ウェル」とかずっと聴いてきたので、ああいう曲を念頭に置きながら自分の手で作ってみようとしたんだ。でも歌詞のヒントは全く違う方向からやってきた…ルッキン・グラスの「ブランディ」という曲で、バーで働いている船乗りの娘に関する曲だ。曲が仕上がってからも、KISSがこの曲を演っているところは想像できなかった。俺はこの曲をロッドに送って、彼がレコーディングしたがるかどうか調べてみよう、と計画した。だが、その秋「べス」が大ヒットしたことで、エディ・クレーマーとジーンはこの曲がKISSの次の曲として理に適ってると考えたんだ。ピーターはロッドのようなハスキー・ヴォイスだったから、彼が歌うべきと俺たちは思った…。"
まず、間奏ギターが"マギー・メイ"に似てるなあと思ったのは、ポールが"マギー・メイ"のような曲を作ってハスキーなボーカリストに歌わせよう、ロッドにも聞かせて歌わせてみよう!と思ったから、だったんですね。
◆Looking Grassの"ブランディ"は、1972年のNo1ヒット(僕の世界で1番好きな曲"Alone Again"とHot100のNo1の座を奪い合った曲でもある)で、バリー・マニロウの"哀しみのマンディ"との関係のある曲で有名ですね。(バリーは最初"Brandy"という曲を作ったのですが、Looking Glassのこの曲と区別するために"Brandy"を"Manday"に変えた)
"Brandy(You're Fine Girl)"の歌詞にあたりました。(今度、本格的に訳します)
"主人公"は小さな港のバーで働いてる"Brandy"。みんな彼女を"いい娘。いい妻になるよ"と言って彼女は船乗りたちの人気の的です。"ブランディ"は首からロケットを下げていて、そこにはある男の名前が書いてあります。時はさかのぼり(何年前かはわかりません)。"Brandy"はある船乗りに恋していました。その船乗りは自分の名前の書かれたロケットを彼女にプレゼントをします。その男はこんな口癖がありました。 "俺の人生、俺の恋人、俺の女性は海なんだ"。ある日彼女を置いて出ていってしまったのです。"Brandy"がずっとその港のバーで働いていたのは、彼を待ち続けているから?なのでした。
BrandyLooking
◆僕の仮説です。
この歌のなかで去っていく男。これが"Hard Luck Woman"の主人公。
"Hard Luck Woman"の歌詞に出てくる女性。この人が"Brandy"の"Brandy"
ポール・スタンレーはそのような設定で、"Hard Luck Woman"の歌詞を書いたのではないか?
彼女(Brandy)はみんなから"You're fine girl"と言われます。でもそういう女性ってみんなアイドルにたてまつってしまったりするので、なかなか本当の恋に巡り合えない。だから"ついてない女"でもある。
そんななかで俺は船乗りに生まれついて、この港をまた出発しなくてはいけない運命。彼女(Brandy)を愛してるのに忘れなきゃいけない。船乗りで生まれた男は海から離れられず、"王様"になれるとしてもなる気なんてさらさらない。同じように船乗りの娘に生まれた女も海から離れられず、海で生きることにプライドを持っているので"女王"になんてなる気もない。
だから、愛しているけどサヨナラを言うよ…。
"Brandy"に"He was an honest man"という船乗りの性格を述べる箇所があります。正直だから"I could never lie"(Hard Luck Womanの歌詞)なのです。また"Hard Luck Woman"の歌詞で"ハロー"って最初に出会った場所は"Brandy"の勤めるバーだったのかもしれません。
R-3522442-1333786820.jpeg
◆さあ、ここまで来ると…(1)(2)の意味がなんとなくつかめてきました。
(1)"Brandy"の物語に例えたので"Sailor"が出てきました。海の男の生き方とその娘(女)の生き方は、"恋"と"海"を天秤に架けたら"海"を取るものなのです。"Hard Luck Woman"の話が"海"の話ではなかったとしても、"海"の代わりとして"仕事"とか、"恋"より大切な何らかの価値観を持つ男性が主人公ということなのでしょう。
(2)"恋と海とを比較して、海を選んでしまう"宿命、性分…なんとなく自嘲気味になってしまいます。泣き笑いするしかない。仕方ないんだから。そんなこと悩んだってクズみたいなもんさ。"Rags"…"つまらないもの"と笑い飛ばすしかない。
…以上、「和訳 by音時」
Song Title:「Hard Luck Woman」
Artist:KISS
HardLuck
Songwriters STANLEY, PAUL
Lyrics © Universal Music Publishing Group, Warner/Chappell Music, Inc.
Released in 1976
US Billboard Hot100#15
From The Album"Rock And Roll Over"
(地獄のロック・ファイアー)
If never I met you
I'd never have seen you cry
If not for our first "Hello"
We'd never have to say goodbye
もしきみと出会わなかったら
きみを泣かすこともなかっただろう
もし"ハロー"って最初に出会わなければ
僕たち"さよなら"って
言わなくてもよかったんだ
If never I held you
My feelin's would never show
It's time I start walkin'
But there's so much you'll never know
でももしきみを抱きしめなかったら
僕が感情を表すことはなかったよ
一人で歩き始めるときがきたんだ
きみが知るはずもないことが沢山あるけれど
I keep telling you hard luck woman
You ain't a hard luck woman
僕はきみに"ついてない女"って言い続ける
きみは"ついてない女"なんかじゃないのにね
Rags,
the sailor's only daughter
A child of the water
Too proud to be a queen
気にしなくていいんだ
船乗りの一人娘は
海で生まれ育つんだ
海とは切っても切れないから
女王様にはなろうとしないんだ
Rags,
I really love ya
I can't forget about ya
You'll be a hard luck woman
Baby, till you find your man
ばかばかしい話さ
きみを本当に愛してて
忘れることができないなんて
きみは"ついてない女"さ
ベイビー
最愛の男性を見つけるまではね
Before I go let me kiss you
And wipe the tears from your eyes
I don't wanna hurt you, girl
You know I could never lie
キスしようとする前に
きみの瞳にこぼれる涙を拭いてあげたね
きみを傷つけたくないんだ
だって僕はきみに嘘はつけないからさ
I keep telling you hard luck woman
だからきみに言い続けるよ
きみは"ついてない女"だって
You ain't a hard luck woman
You'll be a hard luck woman
Baby, till you find your man
きみは"ついてない女"なんかじゃないのに
でも"ついてない女"でもあるんだ
本当の恋を見つける それまでは
Rags,
the sailor's only daughter
A child of the water
Too proud to be a queen
くだらない話だよ
所詮 船乗りの娘は
生まれてからずっとそばに海があって
海から離れることなんかできない
だから
我がままに振る舞うことなんかできないんだ
Rags,
I really love ya
I can't forget about ya
You'll be a hard luck woman
Baby, till you find your man
ばかばかしいよね
でもきみのこと愛してて
忘れることができないなんてさ
きみは"ついてない女"なんだ
だって
本当の恋に巡りあえてないんだから
You'll be a hard luck woman
Baby, till you find your man
きみはこれからも
"ついてない女"なんだ
本当の相手に巡り合うまでは
Oh yeah, bye bye,
so long, don't cry
ああ
"さよなら"を言うときがきたね
さよなら 泣かないで
I'm just packin' my bags,
whoa, leavin' you
Bye bye, bye bye, bye bye,
baby, don't cry
バッグを手にして
きみを置いて出ていくよ
バイバイ さよなら
ベイビー 泣かないで
I gotta keep on movin',
yeah movin'
Bye, bye my baby,
ooh, don't cry, lady, oh
振り返らずに進むんだ
ああ 前に進むんだ
さよなら 僕の愛したひと
ああ 泣かないでよ ねえ…
(Words and Idioms)
rags=布くず,ぼろきれ,断片,つまらないもの
日本語訳 by 音時
"ハード・ラック・ウーマンは変則的な存在だったよ。KISS用にとは全然考えてなかった曲だったから。俺は曲作りをエクセサイズとは考えていないし、自己検閲は得意な方なので、KISSのアルバムにその曲に相応しい場所はない、と思ってたんだ。(中略)俺はロッド・スチュワートの「マギー・メイ」や「ユー・ウェア・イット・ウェル」とかずっと聴いてきたので、ああいう曲を念頭に置きながら自分の手で作ってみようとしたんだ。でも歌詞のヒントは全く違う方向からやってきた…ルッキン・グラスの「ブランディ」という曲で、バーで働いている船乗りの娘に関する曲だ。曲が仕上がってからも、KISSがこの曲を演っているところは想像できなかった。俺はこの曲をロッドに送って、彼がレコーディングしたがるかどうか調べてみよう、と計画した。だが、その秋「べス」が大ヒットしたことで、エディ・クレーマーとジーンはこの曲がKISSの次の曲として理に適ってると考えたんだ。ピーターはロッドのようなハスキー・ヴォイスだったから、彼が歌うべきと俺たちは思った…。"
まず、間奏ギターが"マギー・メイ"に似てるなあと思ったのは、ポールが"マギー・メイ"のような曲を作ってハスキーなボーカリストに歌わせよう、ロッドにも聞かせて歌わせてみよう!と思ったから、だったんですね。
◆Looking Grassの"ブランディ"は、1972年のNo1ヒット(僕の世界で1番好きな曲"Alone Again"とHot100のNo1の座を奪い合った曲でもある)で、バリー・マニロウの"哀しみのマンディ"との関係のある曲で有名ですね。(バリーは最初"Brandy"という曲を作ったのですが、Looking Glassのこの曲と区別するために"Brandy"を"Manday"に変えた)
"Brandy(You're Fine Girl)"の歌詞にあたりました。(今度、本格的に訳します)
"主人公"は小さな港のバーで働いてる"Brandy"。みんな彼女を"いい娘。いい妻になるよ"と言って彼女は船乗りたちの人気の的です。"ブランディ"は首からロケットを下げていて、そこにはある男の名前が書いてあります。時はさかのぼり(何年前かはわかりません)。"Brandy"はある船乗りに恋していました。その船乗りは自分の名前の書かれたロケットを彼女にプレゼントをします。その男はこんな口癖がありました。 "俺の人生、俺の恋人、俺の女性は海なんだ"。ある日彼女を置いて出ていってしまったのです。"Brandy"がずっとその港のバーで働いていたのは、彼を待ち続けているから?なのでした。
BrandyLooking
◆僕の仮説です。
この歌のなかで去っていく男。これが"Hard Luck Woman"の主人公。
"Hard Luck Woman"の歌詞に出てくる女性。この人が"Brandy"の"Brandy"
ポール・スタンレーはそのような設定で、"Hard Luck Woman"の歌詞を書いたのではないか?
彼女(Brandy)はみんなから"You're fine girl"と言われます。でもそういう女性ってみんなアイドルにたてまつってしまったりするので、なかなか本当の恋に巡り合えない。だから"ついてない女"でもある。
そんななかで俺は船乗りに生まれついて、この港をまた出発しなくてはいけない運命。彼女(Brandy)を愛してるのに忘れなきゃいけない。船乗りで生まれた男は海から離れられず、"王様"になれるとしてもなる気なんてさらさらない。同じように船乗りの娘に生まれた女も海から離れられず、海で生きることにプライドを持っているので"女王"になんてなる気もない。
だから、愛しているけどサヨナラを言うよ…。
"Brandy"に"He was an honest man"という船乗りの性格を述べる箇所があります。正直だから"I could never lie"(Hard Luck Womanの歌詞)なのです。また"Hard Luck Woman"の歌詞で"ハロー"って最初に出会った場所は"Brandy"の勤めるバーだったのかもしれません。
R-3522442-1333786820.jpeg
◆さあ、ここまで来ると…(1)(2)の意味がなんとなくつかめてきました。
(1)"Brandy"の物語に例えたので"Sailor"が出てきました。海の男の生き方とその娘(女)の生き方は、"恋"と"海"を天秤に架けたら"海"を取るものなのです。"Hard Luck Woman"の話が"海"の話ではなかったとしても、"海"の代わりとして"仕事"とか、"恋"より大切な何らかの価値観を持つ男性が主人公ということなのでしょう。
(2)"恋と海とを比較して、海を選んでしまう"宿命、性分…なんとなく自嘲気味になってしまいます。泣き笑いするしかない。仕方ないんだから。そんなこと悩んだってクズみたいなもんさ。"Rags"…"つまらないもの"と笑い飛ばすしかない。
…以上、「和訳 by音時」
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